"Mr Dinosaur is Lost - Peppa Pig" アニメ「ペッパピッグ」から英語を学ぶ
【海外アニメで英語を学ぶ】シリーズ。今回はペッパピッグのシーズン1・エピソード2である "Mr Dinosaur is Lost" のストーリーでワードやフレーズを学んでいきましょう!
このエピソードは、ペッパの弟・ジョージが大好きなダイナソーのぬいぐるみを失くしてしまい、家族みんなでダイナソーを探すお話です。
どれだけ理解できるかまずは一度通して見てみてください。そしてわからなかったところの意味を確認したり、聞き取れなかったところはどのように言っているのか繰り返し聞いて話し方のニュアンスをつかんでいきましょう。
ストーリーにあるワードやフレーズチェック
ここでは動画の原稿・スクリプトの一部ともに、ワードやフレーズの意味などをご紹介していきます。分からなかったところをぜひチェックしてみてください。
登場人物(略)
N: Narrator
P: Peppa Pig
D: Daddy Pig
M: Mummy Pig
冒頭 : 家族の紹介
一番初めはペッパが自分と家族について紹介しています。人を紹介するときは This is ~ と紹介するんですね。
「弟」なので little brother と言っています。
字幕を見ると、 snort というワードが表示されています。これは「鼻を鳴らす」という意味です。「ゴゴー」という鼻息をこの snort で表現しています。
0:36~
N: Sometimes, George likes to scare Peppa with Mr Dinosaur.
G: Grr.
P: Eeek! Too scary.
N: At suppertime, Mr Dinosaur sits next to George.
M: I beg your pardon.
scare は他動詞としても自動詞としても使われます。"scare someone" で「誰かを怖がらせる」という意味です。scary は形容詞で「恐ろしい、怖い」です。
suppertime は一つの単語で「夕ご飯の時間」です。時間を表すので前置詞は at が使われます。
"I beg your pardon." は何か失礼なことを言った時や汚い言葉を使ったときなどに「今なんて言ったの?」というニュアンスで使われます。ここではジョージが食事中にゲップをしたので、マミーがこのフレーズを言ったのですね。
1:05~
N: At bath time, George shares his bath with Mr Dinosaur.
share は「共有する、共通に使う」という意味があるので、ここではお風呂の時間を共有する、つまり一緒に入るという意味になります。こういう share の使い方は日本英語のシェアでは使われないかと思うのでニュアンスで覚えていきましょう。
1:20~
N: When George goes to bed, Mr. Dinosaur is tucked up with him.
N: George's favorite game is throwing Mr. Dinosaur up in the air...
G: Whee!
N: ..and catching him when he falls back down.
ここで使われている "tucked up" は毛布にくるまってベットに入ることを表しています。
"throwing something up" ものを上に投げる、 "in the air" は「空中」です。
"when he falls back down" の文章で he は「ダイナソー」を指しています。"falls back down" は単語を一つずつ見ていくと理解しやすいかと思います。 「fall: 落ちる」「back: 戻ってくる」「down: 下」なので、上に投げたダイナソーが下に落ち戻ってくるのを表現したフレーズですね。
1:45~
N: Peppa and Daddy Pig are playing draughts.
P: I win, Daddy.
D: Oh. Well done, Peppa.
draughts は12個のコマを取り合うボードゲームです。この言い方はイギリス英語で呼ばれるゲーム名らしく、アメリカ英語では checkers と呼ばれるようです。
チェッカー - Wikipedia
ペッパとダディピッグがゲームをしているところへジョージが泣きながらやってきます。
M: George, what's the matter?
G: Dinosaur.
D: George, have you lost Mr Dinosaur?
"what's the matter?" は「どうしたの?」という意味の定番フレーズです。
2:15~
D: It's a job for a detective.
P: Daddy, what is a detective?
N: A detective is a very important person who is good at finding things.
detective は「刑事、探偵」の意味があります。どちらの意味で使われているかは文脈により判断しますが、ここではどちらでも捉えられますね。
ペッパがダディに「detective って何?」と聞いて、ダディが「物を見つけるのが得意なとても重要な人」と説明しています。
"good at 〇〇" で「〇〇が得意」という意味です。
2:35~
P: George. I am the detective. I will help you find Mr Dinosaur.
M: Maybe the detective should ask George some simple questions.
"help you 動詞" で〇〇を「手伝う」です。
マミーがその後に「ジョージにいくつか簡単な質問をするべきかもね。」と言っています。ここでの maybe は「たぶん」という意味でも問題なく理解できますが、should のするべきの部分をやわらげるようなニュアンスでもあります。
2:53~
N: George does not know where Mr Dinosaur is.
D: The detective could try and guess where Mr Dinosaur might be.
P: I know. I know where he is.
これらの文章で使われている where は関係副詞で、以下のような意味になります。
"George does not know where Mr Dinosaur is." は「分からない、ミスターダイナソーがどこにいるか」
"The detective could try and guess where Mr Dinosaur might be." は「探偵は推測してみることができる、ミスター・ダイナソーがどこにいるのか」
"I know where he is." は「知ってる、彼がどこにいるか」
3:46~
N: Mr Dinosaur is very hard to find.
P: Oh. Mr Dinosaur isn't anywhere.
D: George? You do love to throw Mr Dinosaur in the air. I wonder if this time you threw Mr Dinosaur just a bit too high.
ここで使われている hard は「難しい」という意味です。日本語でも「ハードモード」といった言葉のように難しいものに対して使われるのでそのイメージです。
"I wonder if" は「〇〇じゃないかな」というニュアンスのフレーズです。ダディは「君はミスター・ダイナソーを空中に投げるのが大好きだ。今回はミスター・ダイナソーをちょっと高く投げすぎたかな。」と言っています。
4:32~
D: Maybe it isn't a good idea to play with dinosaurs near trees.
"Maybe it isn't a good idea" は「良いアイデアではないかもね」です。日本語だと「良くないかもね」だけでいうことが多いですが、何が良くないかを付け足すことも英語では多いように感じます。
こういったナチュラルな英語を話せるようにするには、やはりさまざまな英語を聞くことが大切ですね。