"Best Friend - Peppa Pig" アニメ「ペッパピッグ」から英語を学ぶ
【海外アニメで英語を学ぶ】シリーズ。今回はペッパピッグのシーズン1・エピソード3 "Best Friend" のストーリーでワードやフレーズを学んでいきましょう!
このエピソードはペッパの親友スージーがペッパの家に来て一緒に遊ぶお話です。
どれだけ理解できるかまずは一度通して見てみてください。そしてわからなかったところの意味を確認したり、聞き取れなかったところはどのように言っているのか繰り返し聞いて話し方のニュアンスをつかんでいきましょう。
ストーリーにあるワードやフレーズチェック
ここでは動画の原稿・スクリプトの一部ともに、ワードやフレーズの意味などをご紹介していきます。分からなかったところをぜひチェックしてみてください。
登場人物(略)
N: Narrator
P: Peppa Pig
D: Daddy Pig
M: Mummy Pig
S: Suzy Sheep
0:26~
N: Peppa is waiting for her best friend, Suzy Sheep.
P: Hello, Suzy.
S: Hello, Peppa.
N: Suzy Sheep has come to play with Peppa. Peppa loves Suzy. Suzy loves Peppa. They are best friends.
M: Peppa, why don't you and Suzy play in your bedroom?
"be waiting for **" で「誰かを待っている状態」を表しています。
"why don't you" は「こうしたら?」という提案をするときによく使われるフレーズです。
【関連記事】Why don't you ~?の意味
0:62~
N: George wants to play, too. Peppa and Suzy love playing in Peppa’s bedroom. So does George.
P: No, George. This game is just for big girls. Go and play with your own toys.
N: Peppa and Suzy want to play on their own.
"so does 誰か" は、前に述べられていることをその人もしたい、必要であることを表しています。主にイギリス英語で使われる表現のようです。
ここではこのフレーズの前にペッパとスージーはペッパの部屋で遊ぶことが大好きだと言っているので、ジョージもそのことが好きでそうしたいと言っています。
"This game is just for big girls." の just は「〇〇だけ」の意味です。お姉ちゃんたちだけの遊びだとペッパがジョージに伝えています。
"your own toys" のように英語では「自身の」という言葉を使う表現も多いのでどんなときに使うのか、色々な英文を聞いてニュアンスを覚えていきましょう。
own を使うことで「私たちのおもちゃではなく」というのを強調したい意味が込められています。
次の "Peppa and Suzy want to play on their own." でも own という「自身の」という単語が使われています。前に their がついているので「彼女ら自身」という意味になります。
日本語だと「2人だけで遊びたい」という訳ですね。
1:33~
P: I’m a tiny little fairy princess. I’m going to wave my magic wand and turn you into a frog.
N: George doesn't like playing on his own. George wants to play, too.
P: No, George. I’m playing with Suzy. You have to play somewhere else.
N: George wants to play with Peppa. He feels a bit lonely.
"tiny little" はどちらの単語も「小さい」を表しますが、ここでの tiny は「とっても小さな妖精のお姫様」という感じで小ささを強調するために使われています。
"wave my magic wand" で「魔法の杖をふる」です。
wave は「波」という名詞の他「振る」という動詞の意味があります。wand は手品師や魔法使いが使うような細い棒のことを表します。
【関連記事】wave の意味 | 「波」と「振る」
"turn (〇〇) into" は見た目や性質が変化する、という意味です。
"have to" で「〇〇しなければならない」という意味ですが、ここではこうするべきだというより命令しているニュアンスになります。
【参照】英語の助動詞表現「have to」の意味・用法・用例おさらい | weblio英会話コラム
"somewhere else" は「どこか他の場所」です。
2:14~
M: George, I need some help. I’m making chocolate chip cookies. Someone needs to lick out the bowl.
N: George likes helping Mummy make cookies, but he likes playing with Peppa more.
lick は「なめる」という意味です。クッキーを作った後にボウルの周りに余ったクッキーの素をなめて、とマミーピッグがジョージに言っているんですね。
"help 人 すること" という語順で「人がしていることを助ける」です。
more は「より多くの、もっと」という意味なので、ジョージはマミーの手伝いも好きだけれど、ペッパと遊ぶ方がもっと好きだ、という意味になります。
2:53~
N: Peppa and Suzy love playing doctors and nurses. So does George. Peppa listens to George's chest.
P: Now, George. Take a big breath in, then cough. I think your heart’s a bit loose. I'll put a plaster on it.
S: Open wide, please.
N: Suzy takes George's temperature.
S: Oh, dear. You're very very hot. I think you have to stay in bed for three years.
cough は名詞の「咳」と動詞の「咳き込む」の意味があります。
ペッパが聴診器でジョージの心音を聞く真似をしています。そして "Take a big breath in, then cough." と言っています。これは「息を大きく吸って咳き込んで」という意味です。
"I think your heart's a bit loose." という表現での loose は「ゆるむ」という意味で捉えられますが、心臓がゆるんでいるとはどういった意味なのでしょうか。
何か別の意味があるのか調べてみたところ、単にペッパが心臓がゆるむものだと思っているだけのようです。子どもは思わぬ発想があったりしますよね。
【参照】What does "loose" mean in "your heart is a bit loose"?
plaster はここでは「絆創膏」という意味です。plaster には石膏や漆喰といった意味もあります。
put は貼るという意味でも使えるんですね。
"Open wide" は「大きく口を開けて」と言うときによく耳にします。定番フレーズの一つです。
temperature は「温度」です。take temperature で「体温を測る」となります。
"Oh dear" は「あらまあ」という感嘆表現です。
【参考】イギリス人がよく使う「Oh dear!」とはどんな意味? 使い方は? | ブリティッシュ英語.COM
3:34~
N: Daddy Pig has come to find George.
D: Oh, no. What's wrong with George?
P: Don't worry, Daddy. It's only a game. George is our patient.
D: Oh, I see. Can the patient have a visitor?
P: Just for a little while. He might get tired.
"come to find" で「探しに来る」です。
"What's wrong with 〇〇?" で「〇〇はどうしたの?」という意味です。 "What's wrong?" だけでも「どうしたの?」という意味で使われますが、対象のものをつけるときは with を使います。
"It's only a game." の only は「ただの」という意味で、patient は「患者」です。
"Can the patient have a visitor?" で「患者に面会してもいいですか?」という意味になります。
3:55~
M: Yes, they're for George. They're his medicine to make him feel better.
D: Um, excuse me, doctor. Can you help me? I have a sore tummy. That tickled.
P: I can hear it rumbling. I think you’re hungry, Daddy.
D: Well, I think I need lots of cookies to make me better.
medicine は「薬」、 better は「良くなる」という意味です。
"They're his medicine to make him feel better." はこれらは気分を良くするための薬だと言っています。
"I have a sore tummy." は「お腹が痛い」という意味です。 sore は身体のどこかが痛いときに使われるワードです。
"That tickled." は「くすぐったい」ことを表しています。
rumbling は「ゴロゴロなっている」ことを表すワードです。なのでその後に「お腹空いているでしょ、ダディ。」と言っています。