nothing but, anything but
nothing but と anything but は似ているフレーズですが、反対の意味になります。どちらがどういう意味なのか、それぞれの単語の意味と一緒に確認していきましょう。
ここで使われる but は「〇〇を除いて、〇〇以外は」という意味になります。
"nothing but" ...「〇〇だけ、〇〇にすぎない」。
「nothing(何もない) but(除いて) 〇〇を」(〇〇を除いて何もない)
"anything but" ...「〇〇ではない」。
「anything(すべて) but(以外) 〇〇」(〇〇以外のすべて)
I ate nothing but junk food today.
この文では、「何も食べなかった」「ジャンクフードを除いて」なので、「ジャンクフードだけ」という意味になります。
I can eat anything but meet.
この文では、「すべて食べることができる」「肉以外」となるので、「肉以外のすべてが食べれる」という意味になります。
"be nothing but" で「〇〇に過ぎない、ただの〇〇だ」といった訳が当てはまります。人や物事に対してそれ以上でもそれ以下でもない、それ以外のなにものでもない、たいしたことではないといったニュアンスを伝えたい場合の言葉です。
He is nothing but a child.
Japanese
彼はただの子どもにすぎない。
"be anything but" は「〇〇とはいえない」という意味になります。
The project is anything but easy.
Japanese
そのプロジェクトは決して簡単なものではない。
only や just に代替もできますが、nothing but や anything but の方がそのことについて強調しているニュアンスがあるそうです。