as の意味 - 基本のニュアンスと使い方のパターン
英語でとてもよく出てくるワードの一つに as があります。いろいろな訳され方をするので as の基本と色々なパターンを覚えてニュアンスをつかんでいきましょう。
【品詞】
前置詞、接続詞、副詞
【発音】
発音記号: əz
as の基本は「同じようなもの・こと」をつなげること
古英語の「alswa」(「all so」の意味)がすり減った形で使用され始め as として確立していきました。 as の基本は「同じ(ような)もの・こと」という意味で、前に言った単語や文章と後に言った単語や文章が同じようなものであることを表すイメージです。
必ずしもイコールで考えることは難しいですが「A as B は A = B」という感じで、二つの単語やフレーズがイコールで結ばれているように捉えられることが多いです。
前置詞の as は「誰か/何かが、他の誰か/何かのように見えるとき」や「特定の仕事や役割であること」を伝える時に使用されます。
副詞の as は「人、物、状況など2つのを比較するとき」や「同じように何かが起こることを言うとき」に使用されます。
接続詞の as は「何か他のことが起こっている間」や「その方法で」という意味があります。
特定の仕事や役割を表す(「〜として」の意味)
Mia works at museum as a curator.
Japanese
ミアはミュージアムで働いてる、キュレーター(学芸員)として。
That box could be used as a accessory case.
Japanese
その箱は使えそう、アクセサリーケース(小物入れ)として。
何かのようにみえる
特定のもののように見えたり、病気のような状態になっている場合にも as が使われます。
They were all dressed as witch.
Japanese
みんな魔女のような格好をしていた。
It looks as if my mother was sick.
Japanese
母は病気のようだ。
何かを比較する
私たちが学校で習った内容で印象に残っている as はこの比較ではないでしょうか。"as 〇〇 as 〇〇" とつなげることで、2つを比較して同じくらいであることが表されます。
Daniel is as tall as I.
Japanese
ダニエル = 身長が高い = 私
→ ダニエルは私と同じくらい身長が高い。
It can't be as bad as all that.
Japanese
それほど悪くないはず。
"as all that" は「予想するほど」という意味で使われるフレーズです。
同じように何かが起こる
何か一つのことが別のこととイコールになる場合、 as で二つの事柄をつなげます。
Olivia came just as I left home.
Japanese
オリビアが来た = 私が家を出た
→ 私が家を出た時にオリビアが来た。
他のことが起こっている間に
「〇〇するにつれて」といった訳が当てはまるのがこの「何か他のことが起こっている間」の意味です。
It changes as time goes by.
Japanese
変化する、時間が経つにつれて
その方法で
「〇〇のように〇〇する」という訳が当てはまるのがこの使い方です。
Do as I say.
Japanese
やりなさい、私が言っているように
as が使われる定番フレーズ
such as
"such as" は具体例をあげるときに使われるイディオムです。「例えば、〇〇のような、〇〇といった」などの訳が当てはまります。
I like citrus fruits such as orange and lemon.
Japanese
私が好きなのは、柑橘系の果物、オレンジやレモンのような。
「例えば何?」と言った返答に "Such as?" ということもできます。
as soon as
「すぐに〇〇する」と言いたい時に使われるフレーズ。
We will let you know as soon as we hear from them.
Japanese
私たちは伝えます、彼らから聞いたらすぐに。
「可能な限りすぐに」なら "as soon as possible"。 ASAP という略語で表されることもあります。
"as fast as you can" も似たような表現で、「できる限り早く」という意味です。