【all, every】「全体」を表す英語の違い

「全て」や「全体」と言った意味で使われる all と every の違い。

  • 【all】全体を単なるまとまりとして捉える(一つ一つはあまり意識されない)
  • 【every】全体を個々のまとまりとして捉える(一つ一つが意識されている)

〇〇全て 世の中の普遍的・全体的なこと。集団を特定しない。
→ all of us/them/you ( 〇〇全員)

「この世にいる全ての」ではなく、ある団体の中の全てと言いたいとき。
→ all of the **/my **
all the ** でも意味は同じ。話すときは特に of が省略されることもあります。

every には of がつくことはなく、every 〇〇 となります。

All of the players played very well, so they were able to win.

Every player played very well, so they were able to win.

Japanese

文の作り方の違い

all と every は文法の違いもあります。それぞれに続く単語の形が異なります。

  • all 複数形
  • every 単数系

All planes have wings.

Every plane have wings.

every に続く言葉で不可算名詞(数えられない名詞)は使えません。不可算名詞は一つ一つを意識せずまとまりとして捉えているものです。
every は一つ一つを思い描いていてかつ文法上次にくるのが単数形なので、当てはまりません。

【その他ワードの違いについて】

【each, every】「それぞれ」を表す英語の違い